This Week’s QuantumBreak #4

(できるだけ)毎週土曜日にQuantum Breakをプレイしてみます。

第4話。

やっぱり探索要素とストーリー性が相反しているというか、今回は後半ベスがくっついてくるので無駄にお手洗いをよじ登ろうとする自分を見る突っ立ったベスの目が痛いです。

戦闘も、どうやらハイライト戦闘としてひどく難しいのを1話に1回持ってきているのはなんとなくわかってきましたが、次の車に隠れるまでに撃たれてやられるのを繰り返す度に延々とロード画面〜ちょっとしたカットを見せられるのは本当にへきえき。

でも、今回は特に表現がクールで、時間逆行の表現は(探索の選択肢を潰しさえしてくれていれば)とてもすてきでした。

ゲームパートも実写パートももうすぐ終わりが来ることを予感させますが、これ全何話だったでしたっけ…。選択は「自分を保つ」。60%が支持ですって。多勢派。

あと、ようやくCupheadをはじめました。

フィルムノイズがたっぷりな画面でこの絵柄が動くアクションゲーム、ということでずっと気になっていましたが、日本語化されていないのがネックでなかなか手が出せませんでした。でも、XBOX Liveの年末年始セールで安くなっていたのを見て購入。買っていながらSwitchにかまけるといういつもの放置プレイを経て、ようやくプレイ開始です。

音楽・見た目・質感・すべてに胸を撃たれます。だいぶ昔のCARTOON NETWORKの深夜の「Late Night Black & White」などをきゅんきゅんしながら見ていた天使さんには、いろんなことがストライクですし、かといって迎合しきれない部分は容赦無く割り切っている辺りに好感を持てます。主人公のショットがあまりトゥーンっぽくないとか。

一方で、このゲームはひどく難しいことでも有名です。実際プレイしてみると、自由に歩ける見下ろし型マップ内に一画面構成のボス戦とちょっとした長さの横スクロールアクションステージに入るシンボルが配置されているのですが、どれも一度ではなかなかクリアできません。
ボス戦はパターンが決まっているので、パターンをちゃんと読めば絶対に勝てます。ですが、そんなのはドラえもんの「きがるにいってくれるなあ」というあの画像ばりのヘイトを呼び込むコトバで、パターン構築は簡単なものの少しでも緊張を欠いたら簡単に死ねる容赦のないバランスです。リトライはボス戦最初からで、それもロードなしにすぐ再開できますから、やられるたびに何度も何度も「RETRY」を選んでいる自分に気づきます。

ゼルダやさっきのQuantum Breakなど、フィールドが広いとトライ&エラーをしようとしても再開にロードが入り、ただでさえくじけそうなココロが手を伸ばさなきゃあの光さえ掴めない嵐の中に立つ蝋燭の火の様にゆらめいてしまうものですが、Cupheadの再開は一瞬。やり直すか、休憩してやり直すかの選択肢しかないのです。トゥーンばりに変身=出オチなボスの行動に笑えるのは最初だけで、あとはリザルト画面のメーターと一緒でどれだけ進んだかのバロメーターでしかありません。

それにしても…コトバの壁はすごく大きいですが、一方でレイアウトやデザイン込みでこの雰囲気というか、ボスの段階ごとのお悔やみメッセージとかをマイクロソフト特有のシチュエーション無視ゴシックで書かれたら困るわけで、ローカライズ難しいんじゃないかしら。あの頃の感じの縦書き字幕とかでうまくやってほしいですけど。

ああ…Quantum Breakは計画立てて進めるのが良いなあと思っていたのに、またいつ終わるのか全く見通しがつかないゲームをまたひとつ始めてしまいました。でも年内には(きっと無理)

ふたたび、このちにかえりつくひに。かちどきのうたを。

ずいぶん長いこと、この場所が何も教えてくれなくなりました。
公開されている最後のお話が2015年末…。

WordPressのデバッグの呪文を使っても何も表示されないし、何か.htaccessに得体の知れないIPアドレスが大量に追加されているしですっかり怖くなって。
.htaccessを整理した後、プラグインフォルダを複製して泥臭く整理していったら表示はされる様になりましたが、WP-SpamShieldが「重大なエラー」とかで有効になりません。これでよかったのかしら。そう、戦いはまだ終わっていないの天使。その剣が血に染まり、緋色の代名詞を欲しいままにするまで、天使は切り刻まないといけないの。なにを? なにかを。

そんな続編確定の映画のラストみたいなモノローグはさておいて、もう少しだけお話はつづきます。
しれっと空白期間のお話も増えるかもしれませんけれど、わらってゆるしてくれないとなきます。まくらもとで。うっとうしく。

それはとても美しく、なによりも変えがたい姿。

Laputaがとまりません

FiiO X3 2nd genからDP-X1に乗り換えてしばらくになりますが、基本的にはずっと満足しているものの、やっぱり不満もあって。X3 2ndはいかにも中華デバイスな大雑把さがありましたが、全体ランダム再生などの頑張ったメニューもちゃんと用意されていました。

DP-X1はランダム再生が心底面倒なので、「今年の最初の1曲はなにかしら」と三浦あずさ声(© IDOL M@STER)で呟くことが許されません。加えて、ハイレゾ音源が増えれば増える程MicroSDに入れられる楽曲数は減っていくのが世の理というもので…ハイレゾ音源をダウンロードする度にAACのアルバムを数枚消す、という得体の知れないループに陥ってしまいました。

そういえばNintendo SwitchのMicroSDカードも、昨年ゼノブレイド2をダウンロードする段になって64GBでは不足する様になり、仕方がないので128GBに換装しました。200GBや256GBに早く安くなってほしいです。

なんでしたっけ。ああ、そうだ。そういうわけで、今年になった直後からの散歩では昨年に引き続きLUNA SEAのLUVを聴いていたのですが、LUNA SEAを聴いても、他の何を聴いていても、なぜかLaputaが頭から離れないのです。

「Laputa 3DISC BEST 1995-1999 except Coupling Collection」「Best AL+CLIPS 2000~2004」の合計4枚を混ぜてランダム再生するとオールタイム感が出てすてきだわと思ったもののDP-X1に「1曲目からランダム再生」を求めて挫折し続けた結果全曲をABC順で再生して微妙なランダム感を味わっていた、そんなみじめな工夫の年末の印象が強かったせいか、その再生順にはまって半月くらいずっとこれでリピートしていたせいか、この再生方法だとなぜかよく道を間違えるせいで総合的に聴く時間が長かったせいか、なぜかしら(©三浦あずさ)

そんなこんなで、天使は今年も最後の夜はナイフの夢を見ながら草原駆け巡り奈落の底へキミと奏でよう…そっと揺れながら…。などとにやにやしながら深夜の散歩をたのしむ残念な日々ですが、理想の果実も今は不実なのでしかたがありません。だから、今年もたのしくあそびましょうね(© 三浦あずさ)

あずささんばっかり推しましたが、765レジェンド組では貴音さんがすきです。あらあら。
346と315についてはまた今度。

KIRA TOMOHIKO(1959-2016)

森岡賢に続いて、ショックが抜けません。
上野洋子がいなくなり、ひとりZABADAKがいろんな道を歩き、そして小峰公子とふたりZABADAKになって。
上野洋子期からのだいたいを見てきたПсиは、どのZABADAKにも思い入れがあって、たとえば好きなアルバムを挙げろとか言われてもどうにもならない今日この頃です。

なんとなく思い立って、最近「ここが奈落なら、きみは天使」と「Decade」を繰り返し聴いていた最中だっただけに。


………………
ああ。

MORIOKA KEN(1967-2016)

一昨年、「一定数購入者がいればリリースするよ」でおなじみSony MusicのオーダーメイドファクトリーSOFT BALLETのVISIONS 90/92のリリースが決まった時は狂喜して。
2013年末に、Псиの棲み処のテレビはゲームも頑張れる42インチの液晶テレビになったのですが、このテレビとPS3で初めて見たDVDは、このVISIONS 90/92の4枚目のBODY TO BODYでした。

minus(-)が始まって、でも最初のミニアルバム「D」のインタビューを読むと「僕は実はSOFT BALLETをまたやりたかったので」と言い出す森岡賢。
どれだけSOFT BALLETがだいすきだったのかと。

「D」はかなりヘヴィローテーションしていて、minus(-)の無機質加減と時間を歪ませる感じ…これはミニアルバム特有の感覚ではありますけれど、それにしても…が本当にだいすきでした。LUNATIC FEST.でも、minus(-)を知らないヒトでも間違いなく森岡賢と見えるパフォーマンスは健在で、今後を本気でたのしみにしていました。

それなのに。

ココロからお悔やみを申し上げます。
さようなら。

薔薇で噎せ返る部屋の片隅で。

今日も今日とてhd-musicにうんざりしていたところへ、e-onkyoなにかしているみたいなので、今月はe-onkyoで音楽ファイルを購入することにしました。

キャンペーンの中でTokyo Audio Waffleのアルバム6枚がすべて50% OFFの\1,000という狂った値付けになっていたので、これを全部カートイン。これで天使さんも仮想スタバでMacBookAirを拡げながらオサレぶれるわ!(ヴィレヴァン売りだからってそういうのではありません)
あと、なぜか30% OFFにTM NETWORKのQUIT 30とGet Wild 2015があったのでカートイン。どちらもCDで持っていますし、正直ハイレゾとCDをAACにリッピングしたものでほとんど違いは無い気がしますが、この機会なので買ってしまうことに。

すでに\10,000近い出費ですが、これに恒例のBUCK-TICKさんのハイレゾアルバムを追加しなけあなりません(リルカ調)。今回は本気で悩んで、K2HDモノのどれかにしようとしましたが、色々考え直して「SEXY STREAM LINER」をえらびました。

SEXY STREAM LINER。THE INTERVIEWSで書きましたが…って、サービス終わっちゃいましたね。BUCK-TICKのアルバム1枚をレビューしてくださいと言われて、このアルバムのライヴ盤である「Sweet Strange Live Disc」を全曲レビューした過去はもはや天使さんともしかしたらあなたのココロのノオトにしか残っていないのだわでもわすれないでまだすきなのと少女なポエム電波に身をやつしつつアカシックレコオドでキャッシュを探したら普通にGoogle様が取っておいてくれていたのでTumblr.にサルベージしましたひゃっほう。そういえば元記事の画像は「好きなものは好きだからしょうがない!!」のアニメ1話のキャプチャでした。

どうでもいいですが、「好きなものは好きだからしょうがない!!」って2015年になって初めて言った気がします。つまり、今日が天使さんの好きしょ!!記念日。すっかり休眠ブランド入りしているプラチナれーべるを眺めながら、2015年の終わりを見送りましょう。

ところで、hd-musicでしょんぼりしたのは「ダウンロード10回」制限で、firefoxのDownload All Them!で何も考えずに全部選択→ダウンロードとすると回数だけ減ってダウンロードが完了しない地獄の沙汰が待っているわけでした。

e-onkyoは購入後30日以内なら再ダウンロード可能ですので、そういう心配はなさそうです。でも多重ダウンロードをしておかしなことになったら怖いし友達に見られたら恥ずかしいし、ということで多重ダウンロードはせず、レジュームもかなり控えめにして…と設定をいじっている内に、今やっている行為はダウンローダを使う意味を自ら消している行為だと思い当たってしょんぼり。そうしてダウンロードを開始するものの、なんだかちっとも早くないですし途切れますし、ああまたあの悪夢がはじまるんだと毎夜呪いに悩む若き当主が窓から月を見る様にハイライト消しに躍起になっていたら。

ふと、e-onkyo謹製のダウンローダというリンクをみつけました。なんだ、自前でダウンローダーあるんじゃない。でも、速度とかどうせいっしょでしょ? と使ってみたら…
ダウンロードはやい!
操作がシンプルすぎて逆に操作に戸惑うレベルですが、下手なダウンローダー使うよりよっぽどスムーズです。これならいいじゃない、もう天使さんはe-onkyoなしじゃ生きられないいいい! と18kなセリフが頭をよぎった所で、hd-musicのサイトを見返したら、

hd-musicにも専用ダウンローダーがあるのね

あるならさいしょからおしえてくださいそんなこと!(無茶)

来月はもう一度hd-musicリベンジです。たぶん。

PlayStation Now – First Impression

なぜかPlayStation Nowのクローズドベータにこっそり当選していたので、何度かプレイしてみました。明日からβの範囲が全ユーザに広がるそうですので、さわぐならいまのうち。

その前にPlayStation Nowについてですが、これはSCEの提供するゲーミングクラウドサービス。ネット越しの(クラウド上の)本体に手元のディスプレイとコントローラを繋ぐイメージで、メディアも昔の本体もなしで提供ゲームをプレイできるもの。

最初はPS3のゲームから始め、ゆくゆくはPlayStationプラットフォームのゲームすべてをカバーする、というもの。
PS3で互換性が限定的になった上、PS4は(少なくとも現時点では)互換性を何も持たないことでおなじみでしたが、PSNowに加入すればハード的なソフト的なあれこれを考えることなく互換性…というか、過去ハードのゲームをプレイすることができます。

手持ちメディアやセーブデータの担保がないので、単純に互換性と言って良いのか…もっといえば互換性のカギである「過去のハードを手放せるか問題」は決着しませんが、定額全ソフトプレイ可能なサービスもあるので、未プレイのソフトの発掘には良いかもしれません。

…うまく動けば、ですが。

Псиはグラディウス(アーケード)専用機であるPS4と、グラディウス(PCエンジン)専用機になっているPS Vitaの両方を持っていますから、どちらでもPS Nowの体験が可能です。
…ですが、PS4はダウンロードコードを入れたものの、ダウンロード中なのかどうかすら分からず、もう一度コードを入れたらシステムに怒られる始末。ライブラリを見てもそれらしいのがないので、目のハイライトを消してPS Vitaで試すことにしました。

PS Vitaではダウンロードに困ることはなく、瞳の輝きを3ルクス取り戻してPS Nowアイコンをタップ。なんか勝手に「システムをボタンで操作」状態にされたのは良いとして、続く通信テストで「あなたの環境は貧弱」宣言。
Псиの棲み処は仮想世界のくせに環境がとてもアレで、夜はスピードテストで1M前後の回線速度という体たらくです。そんなにでかけてすることもありませんし、動画も再生ボタンを都度都度押せばなんとかなりますから、大きなDLCが来た時以外は特に困っていなかったのですけれど。

仕方がないので色々な小細工と時間帯の変更などでやりくりした所、ようやくテストを通過できました。プレイ可能なタイトルはTOKYO JUNGLE、ICO、ワンダ(どちらもリマスター版)、アンチャーテッド、The Last Guy。
PS4やPS Vitaのストアの様にタイトルが並んでいます。どれも4時間のプレイが可能みたいで、β中に4時間を使い切ると再レンタルできるなかどうかはわかりません。

全然勝手のわからないソフトをプレイしても比較になりませんから、もう何度となくプレイしたICOを選びます。PS Vitaの場合、L2/R2が画面に割り当てられていますし、そもそも振動しませんから、真っ当なプレイ感になる筈がありません。それでも雰囲気くらいはわかるでしょう、と選んだのですが。

ボタンを何度も押してオープニングを飛ばし、まずは塔のてっぺんを目指すことに。ちょっと画質はアレですが、プレイするには十分です。ロープの振り子を乗り越え、階段の切れ目を乗り越えて、やっと最上階に辿り着いた…ところで、ひどいラグの連続。
そして、無慈悲にもプレイは中断されてしまいました。

その時、Псиはすごく楽観的に考えていました。今日日のゲームにはオートセーブがありますし、クラウドの動画サービスではレジューム再生なんて当たり前です。
もう一度ICOを選べば、中断した所から始まるとなぜか信じて疑っていませんでした。プレイを再開すると、さっきプレイを開始した時と状況が変わりません。タイトル画面まできても、「はじめから」の選択肢だけ。こちらはしかたのない話で、ICOはベンチに座ることでセーブですが、ベンチ以前に少女を檻から出してすらいませんから、ゲーム的にセーブデータがないのは当然です。
でも。

そこで完全に目のハイライトは消えてしまって、このサービスのことはなかったことにしようと思い込むことにしました。
特にPS VITAであればどんな環境でプレイするかわかりませんから、サービス的にレジューム再生が担保されるべきだと思います。PS3のリモートプレイの様に、切断直後の再接続なら前にやっていたことを再開できる様な。
ある程度細い回線でもプレイできる工夫があるかといえば、残念ながらそうでもなさそう。Псиの環境がひどいだけかもしれませんが、それならそれでПсиにはやっぱり必要のないサービスです。

明日からのオープンベータは150以上のタイトルを揃えるそうですが、料金を含めて全然気乗りがしません。
このサービスが拡充しても、当初の予定通りPS3がPS Nowに対応し、手持ちのセーブデータをすべてクラウドに移行、PS Nowでもそのデータが使えるという状態になってはじめてPS3を処分できますが、その日が来るのを待つのは大変そうです。

期せずしてXBOX ONEはXBOX360の互換が発表されて大喜びですが…とはいえ、スターウォーズエディションの360本体は処分したくありませんが…PS3はHDDもいっぱいな割には処分もできず、身動きが取れなくてたいへんです。おかげでMARIO MAKERが止まらないしあわせじゃなかった悲惨な日々です。だれかたすけてください(ハイライトは消えたまま)

しんじすぎて、あやつられて、とめどもなくつちへとかえる。

Amazonのデジタルミュージックカテゴリでサマーセールあるよ!」というオラクルが天使の頭に浮かんでから、セールページに日参しては「J-POPは売れないと聴いていましたが英語学習CDを含めなければやっていけない程ですか」と打ちひしがれる夏の憂鬱もおしまいです。

ようやく真っ当にセールが始まったのはいいとして、

minus(-)のDが¥440ってどういうことなの! DVD付いてないですけれど。

目まぐるしい上下はなく淡々としていて、それでいて飽きることなく、びっくりするほどアルバムの終わりが早く来る時間のパラドクスを感じたことのないあなたは聴くといいとおもうの。そもそも25分で短いじゃんとか言うヒトはきらいです。シベリヤへおくっちゃう。
minus(-)はソフバ-遠藤遼一ですが、だからといってあなたのソフバと合致するかどうかは別のお話。

あと、TM NETWORKのDRESS2が¥720ってなんですの。

今回はTKリミックスでヴォーカル新録、「DRESSってそうだったっけ」と首を傾げるFANKSめいたあなたは聴くと(ry

ラスマス・フェイバー…はなんかセールの常連ね。いいけど。

Iwata Satoru(1959-2015)

Псиが初めて「任天堂の岩田社長」を意識したのは、MOTHER3開発中止座談会だったと思います。当時、「座談会なんて開いて言い訳している様では、この先この人たちに何のゲームが作れるんだ」といった批評をよく見ました。

ただ、この座談会は、時間が経てば経つ程色々なことを教えてくれます。

何よりも、当時世間を席捲した「3D病」をこの錚々たるメンバーも患っていて、それをマリオ64や時のオカリナがなまじ傑作だっただけに、歯止めが掛からなかった、というお話がとても印象的です。

その後、MOTHER3のGBA版発売に伴っての伊集院光さんとの対談での「続けてる、と言ってたらずっと待たれてしまうから。一旦終わった、という形を取らないと先へ進めなくなる」→タクシーの中での再開という流れを知った上だと、味わいもひとしおです。

ファミコンから今に至る様な、そしてバーチャファイターが呼び込んだ3D病の熱みたいなものが、これからもゲームの世界を面白いものにさせますように。

その中にあって、岩田社長の提唱したことや姿勢が、だれかのなにかに伝わっていきますように。

楽しいゲームを、ありがとうございました。

Splatoon – First Impression

Splatoonをかいました。

とはいえ、本当はダウンロードカードで買っているので、お金を払ったのはずいぶん前。体験会直後に500ポイントキャッシュバックとかありましたが、そんなの関係なく購入です。

Псиは壊滅的にシューターがへたで、Destinyは体験版の後半でしょんぼりしてやる気がなくなり、Halo: The Master Chief Collectionの無印Haloは珍しく気が合ったものの、チュートリアルに付き合ってくれている伝説の戦士の目覚めに立ち会うエンジニアの前でどうしていいかわからずなす術なく無駄にぴょんぴょん飛び跳ねながらトレーニングルームを一周する自分自身にしょんぼりし、TITANFALLは「次からオンライン」と言われた時に自分の操作を思い返してしょんぼりから封印、Perfect Dark ZEROMirror’s Edge敵が出てくるまでは最高でした

シューターというよりも、単にFPSがだめという単純な話になりそうですが、本題に入る前にしょんぼりが増すとやめるものがなくなってしまうので、さっさと先へ行きましょう。

そんなでこんなでしたが、Splatoonはプレイヤーキルの数を競うわけでもなく、その辺をペンキで塗りたくればプレイに貢献したことになる素敵さ、加えて操作がそんなに…少なくとも一般的なFPSに比べたら…シンプルそうですし、というかTPSだからそんなの当たり前ではありますがどちらにせよ小難しくなさそうなのはたしかですし、謎ポップな雰囲気に惹かれますし、たぶんCherry Berryあたりとコラボするんだわあるいはサイケ扱いでトルテポルテかしらと思っていたらまさか本当にガールズモードとコラボするなんてね。

なんてことはさておいてプレイしてみましたが、ほんとうにおもしろいですSplatoon。
今はキャンペーン以外がいきなりオンラインに放り出されるあそびとへんなファミコン風ゲームがあそべるだけですが、これだけでもすごくおもしろいです。

チュートリアル後、指示を無視してキャンペーンを始めておくと、「道を作ってイカで泳ぐ」とか「ZL(イカ化)とZR(射撃)の押しっぱなし加減」がよくわかる様になります。
ボスは任天堂の伝統に則り、倒し方に工夫がいるタイプで、ノーマルステージと違う立ち回りを求められるのもすてき。

オンラインはいきなりマッチングに放り込まれて数多の経験に裏付けされた漆黒のしょんぼりが起き上がってきそうでしたが、始めてみると相手を撃墜するのは思ったよりもかんたん。撃っている時はイカになれませんから、攻めてくる相手が見える瞬間はあって、敵のインクの色を見つけたら注意深く周囲を見ることで、割とかんたんに敵を発見できます。

また、4on4のバトルですから、味方が出払っているけど自陣がだいぶ敵に塗られている、なんて時は攻め込まずに自陣を塗り返していても立派にチームに貢献できていることになります。
…ということは理屈ではわかっていましたが、実際そう動いて、実際ぎりぎりの塗りあいで実際勝てたりすると、ガーリーのコーディネイトが決まった時の瞬間花畑(Devil’s walk on the STRAWBERRYFIELD)が発動しそうでピンチです。そうです、火星に行きましょう。

amiiboは近所でボーイとガールしか売っていなくて、イカが買えませんでした。
普通にプレイしていると最初のあたりさわりない銃をしばらく使うことになりますが、ガールのamiiboを読ませてみたら「ミッションプレイ」と称して攻略済みのキャンペーンを違う武器でプレイできるモードが始まります。
おまけとしては最高に充分ね。ただ、持ち主とニックネームの両方が登録済みでないといけないので、買ったばかりのamiiboの場合何度もタッチを強いられるのが難点かしら。

プレイフィールドがすごくきれいでなめらかなだけに、ロビー(というか街)の重さはアレだったりと色々ありますが、ともあれあんまり楽しそうで惑星ミラの探索が滞ることはたしかです。あなたがWiiUを持っているなら、イカはイカが?(←言ってみたかった

現在の肩書き

  • 惑星ミラの調査員
  • ナワバリバトル従事者(New!)
  • 機械の軍団を屠るモナドの使い手
  • セレクトショップの店長兼デザイナー兼モデル兼その他色々
  • くらやみの森に希望をもたらす光の存在
  • 悪魔を呼び込む空の裂け目修復士
  • 謎ポイントでドーピングを繰り返してゾンビの群れに対抗する刑事
  • マスターチーフ
  • シンケンジャーの殿声の親衛隊長
  • リスポーン後瞬殺されては延々とタイトルロゴを見続ける士
  • グラディウスV

おおすぎ。

百合の花束を抱いて、煉獄の彼岸へ。