しんじすぎて、あやつられて、とめどもなくつちへとかえる。

Amazonのデジタルミュージックカテゴリでサマーセールあるよ!」というオラクルが天使の頭に浮かんでから、セールページに日参しては「J-POPは売れないと聴いていましたが英語学習CDを含めなければやっていけない程ですか」と打ちひしがれる夏の憂鬱もおしまいです。

ようやく真っ当にセールが始まったのはいいとして、

minus(-)のDが¥440ってどういうことなの! DVD付いてないですけれど。

目まぐるしい上下はなく淡々としていて、それでいて飽きることなく、びっくりするほどアルバムの終わりが早く来る時間のパラドクスを感じたことのないあなたは聴くといいとおもうの。そもそも25分で短いじゃんとか言うヒトはきらいです。シベリヤへおくっちゃう。
minus(-)はソフバ-遠藤遼一ですが、だからといってあなたのソフバと合致するかどうかは別のお話。

あと、TM NETWORKのDRESS2が¥720ってなんですの。

今回はTKリミックスでヴォーカル新録、「DRESSってそうだったっけ」と首を傾げるFANKSめいたあなたは聴くと(ry

ラスマス・フェイバー…はなんかセールの常連ね。いいけど。

Iwata Satoru(1959-2015)

Псиが初めて「任天堂の岩田社長」を意識したのは、MOTHER3開発中止座談会だったと思います。当時、「座談会なんて開いて言い訳している様では、この先この人たちに何のゲームが作れるんだ」といった批評をよく見ました。

ただ、この座談会は、時間が経てば経つ程色々なことを教えてくれます。

何よりも、当時世間を席捲した「3D病」をこの錚々たるメンバーも患っていて、それをマリオ64や時のオカリナがなまじ傑作だっただけに、歯止めが掛からなかった、というお話がとても印象的です。

その後、MOTHER3のGBA版発売に伴っての伊集院光さんとの対談での「続けてる、と言ってたらずっと待たれてしまうから。一旦終わった、という形を取らないと先へ進めなくなる」→タクシーの中での再開という流れを知った上だと、味わいもひとしおです。

ファミコンから今に至る様な、そしてバーチャファイターが呼び込んだ3D病の熱みたいなものが、これからもゲームの世界を面白いものにさせますように。

その中にあって、岩田社長の提唱したことや姿勢が、だれかのなにかに伝わっていきますように。

楽しいゲームを、ありがとうございました。